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【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


宮地は小さくため息を漏らすと、落ち込む私の肩を抱き、自分の方に近づけた。

驚いて見上げると少し眉間に皺の寄った宮地と目が合い、彼はニッと口角をあげた。


宮地「バーカ。何へこんでんだよ。お前は笑っとけ。…轢くぞ?」


宮地の言葉に私は笑顔になった。



(キヨくん……いつも、口悪いけど、本当に優しいな……)


「……ふふっありがとう。キヨくんっ大好き♪」


宮地「なっ///!?ば、バカなこと言ってんな!刺すぞ!」


宮地の顔は見事に真っ赤に染まっていた。
私はそんな宮地の姿を見てクスクスと笑う。


「コワイコワイ~!助けて~涼太っ」


真っ赤な顔で怒る(実際は照れてる)宮地から逃げるように黄瀬の背中に隠れると、宮地が捕まえようと追いかけてきた。


黄瀬「えっ、なっ!?エレナっ///!?」


宮地「エレナ、てめぇ……逃げてんじゃねぇぞー?」


黄瀬の服を掴みながら隠れようとする私、
突然私に捕まれドキドキが止まらない黄瀬、
隠れる私を捕まえようとするとびきり黒い笑顔の宮地。





そんな3人を見つめる大人2名。



中野「……高嶺さん。なんなんすか、あの……小悪魔……いや、天使は…」ドキドキ


高嶺「……さすが、エレナ。一瞬にして男どものハートを鷲掴みしてんなぁ~。天然って怖いな……俺ももうちょい若かったらやべーなぁ。………って、中野くん、君、目付きがマジなんだけど?!」


中野「あ、いやー………その、どストライクっす……♡」


高嶺「中野ーーーー!!!」



バチーン!!



____この後、中野マネージャーの頬に、赤いの手のひらの模様が付いていたことに黄瀬が驚いたのは、少し後のお話し。

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