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【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


【青峰大輝】



「じゃあ、ちょっとそのまま立っててね?」



青峰「?…おう。」



俺は言われるがまま突っ立っていると、目の前のエレナが急にしゃがみこみ、膝をついて俺に向き合った。



青峰「___っなっ///!?」



俺の目に写るとんでもないことを想像させてしまうポジショニング………


俺の体の正面に膝立ちで向き合うエレナの姿。



こ、これって……まるで……"口でスル"時の格好じゃねぇか……っ//#!?



何やら真剣な顔で俺の太股や腰に触りながら時折俺を見上げるエレナに、危うく俺の中の"男"が呼び起こされそうになるのを必死で抑える。



しかも、何か真剣な顔が、やたらとエロい感じすっし………

手で足と腰を触られてるだけなのに……やべぇな……これ……思った以上にアッチにクル……

だ、だめだっ!

耐えろ……っ……耐えるんだっ……俺っっ!!



「あー…なるほど、こっちが弱いから軸足のハムストリングが張りやすいんだ……ふむふむ」


俺を惑わす当の本人は俺の激しい葛藤など露知らず、俺の足の状態確認に集中していた。



俺は気持ちを落ち着かせるために、静かに目を閉じると深呼吸をした。



このまま目を閉じていれば、余計な妄想をせずに済むのは分かっている…

しかし、眼福とも言える光景を見ないでいるのも勿体無いような気もしてしまうのは、男のサガなんだろうか。



__ま、男の頭ン中なんて8割はエロいこと考えてるもんだしな!←(注:青峰情報)



あっさりと欲望に負けた俺は、再び瞼を開け下方へと視線を向ける。



___うおっ////!?



目の前に広がる先程よりさらに俺の下半身(←正しくは太股)に顔を近づけるエレナの姿。



もうこのまま全部下ろして、現実にさせてしまおうかという衝動に俺の理性はぐらついてしまう。



「……うん、わかった!じゃ、今度はうつ伏せになってくれる?」


突然、エレナはパッと立ち上がると、次の行動を指示してきた。


青峰「___へ?あ~うん。わかった……」


俺はあらぬ期待をしていた自分に気づかれないようすぐに背を向け、言われた通りにうつ伏せに寝転がった。



やべぇ、やべぇ……
後少しでマジでハーフパンツ下ろすところだった……←


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