• テキストサイズ

【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


___朝になり、私はベッドから起き上がるとカーテンを開け伸びをする。



「よしっ!今日も頑張るぞっ!」



気合いもばっちりに朝の支度を済ませ、再び買い物へと向かう。


これから必要になるもの………



そう、ジャージとTシャツ!!



ロスから来た私は、普段着しか持ってきてなかったので、急遽調達へ向かった。



__スポーツ用品店で無事に、可愛いデザインのジャージやショートパンツ、スニーカーなどを購入でき、ひと安心した私は一度家に戻り、準備をすると帝光中へと向かった。




___約束の時間より少し早く学校についてしまった私は、着替えを済ませると、昨日、さつきから教わったマネージャー業務の中に、男子更衣室の掃除、というのがあったことを思いだし、男子更衣室へと向かった。



中に誰かいては掃除が出来ないため、ノックをするも返事はなかった。



ドアを開け中を覗くも、中にはまだ誰も来ていない様子だった。
私は中に入ると掃除道具入れから箒や雑巾を出し、さっそく掃除を始める。



しばらくして、掃除があと少しで終わるというところで、誰かが更衣室のドアを開けた。



___ガチャ



そこにいたのは虹村主将。

虹村はドアを開けたまま目を見開き固まっていた。



「こんにちは!虹村くんっ今日もよろしくお願いします。」



にこりと私が笑顔を向けると彼の顔がみるみる赤く染まっていく。



虹村「お、おう……///つか、ここで何してんだ?」



「あ、ごめんなさいっもうすぐ掃除終わるんで…急いでやっちゃいますね?」



私は床を拭く手を速めた。



虹村「や、別に急がなくていいから。ありがとな?すげー綺麗になってるし。……あ、つか、俺と川嶋って同い年だろ?だったらタメ口でいいし。」



「ありがとう。少しでも皆の力になりたいから…だから何でもやるからね?……あ、私のこと名前で呼んでほしいな…?名字で呼ばれるの慣れてなくて…」



私が微笑みながら首を傾げると、虹村は頭をガシガシと掻きながらうつ向いてしまった。



虹村「…………… エレナ///」



「……はい♪」ニコ



虹村「~~っ///!っつか、俺に名前で呼ばせんならお前も俺のこと名前で呼べよっ」



虹村くんの名前__確か"修造"だったよね?
/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp