• テキストサイズ

【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


家の中に入ると、私はソファに座り込んだ。


ソファに体を委ね、目を閉じると、今日の出来事が走馬灯のように思い出された。



不良に絡まれ宮地さんたちに助けられたこと

征くんに告白されたこと

バスケ部のマネージャー補佐になったこと

さつきと友達になれたこと

大輝、あっくん、真くんと仲良くなれたこと



今日一日だけでたくさんのことがあった。


すごく嬉しいことがいっぱいで、今でも胸が昂っている。




征くんとキス……しちゃったのはドキドキしたけど…///



………とにかくっ!!お腹すいたし、ご飯ご飯!



気持ちを奮い立たせ、私は夕飯を簡単に済ませ、シャワーを浴びた。
お風呂上がりには、顔も体もスキンケアをしっかり行う。



明日の練習時に差し入れできるように、レモンの蜂蜜漬けを作る。


みんな喜んでくれるといいなぁ♪


私が力になれることは何でもしよう。

明日も頑張るぞっ!




寝室に入り、ベッドに腰掛けスマホを見ると辰也と大我からメールが来ていた。



辰也は相変わらずの心配&応援する内容で、私は思わず笑ってしまった。



大我のメールはたった一文。



『元気か?』



たった一言だけど、きっと大我は悩みに悩んで打ってくれた気がする。

ロスから出国する時に見送りに来なかったことも、気にしてるんだと思う。


大我は不器用だけど優しいからね。



大好きな二人にメールを返し、私は眠りについた。

/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp