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【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


監督「全員に伝達事項がある!一度、私のもとへ集まってほしい。」



監督の声に選手たちが続々と集まった。
監督は私にむかい手招きをする。

私は監督の隣へと駆け寄り、一軍メンバー達と向き合うように立った。


皆ソワソワと落ち着かない様子だった。



監督「皆に紹介したい人がいる。彼女は赤司の幼馴染みの川嶋エレナさん。短期間ではあるが、夏の間彼女にマネージャー補佐として手伝ってもらおうと思う。わからないことは虹村主将や赤司、そこにいるマネージャーの桃井に聞いてくれ。」



そう言うと監督は私を見て頷いた。

ちらりと赤司を見ると微笑む彼と目が合った。



「川嶋エレナです!8月末までという短い期間ではありますが、少しでもお力になれるよう、頑張ります♪」



私が笑顔で挨拶をすると、赤司以外の一軍メンバー達は声を発することなく、固まっているようだった。



虹村(やべぇ……やっぱ笑顔半端なく可愛いわ///)

赤司(………はぁ。魅力的すぎるのも考えものだな……)

青峰(な、な、何だアイツ……!?すげぇ可愛い///つか、俺の心臓やべぇ///!!)

緑間(極めて美しい女だな……ハッ!?お、俺は何を考えているのだ///!!何故だかわからんが動機が激しいのだよ!?)

紫原(ん~可愛い~♪あれ~?俺ドキドキしてるかもー?何だろ~?よく分かんないけどまぁいっか。)

桃井(うっわぁ!すっごい美人さんだぁ///顔小さくて背高いし手足長いしモデルさんなのかな?!全体的に色素薄いしハーフっぽい?笑顔天使だし、きゃー♡)


他部員たち(すげぇ美人だな///!)ドキドキドキドキ



__えっ!?私、何か変なこと言った…!?



心配になり思わず監督を見ると、監督はニコニコと笑っていた。



監督「おいおい、いくら彼女がかなりの美人だからって、黙りはないんじゃないか?」



赤司以外の部員たち「___っ////!!」



その様子に赤司はため息をつくと部員たちを振り返り、口を開いた。



赤司「普段彼女はロサンゼルスで生活しているので、日本での生活に不慣れなこともありますが、本人も頑張ると言ってますし、暖かく見守ってやってください。」



虹村「あ、当たり前だってーの!何かあったらすぐ言えよ?……オラ!オメーらも挨拶!」
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