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【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


男C「はぁ?なんだ?オメーら……って、うおぉっ!?」


男A「…な、なんだこいつら?!で、でけぇ…?!」


?「離せって言ってんだよ…聞こえねぇのか?……刺すぞ」


?「あ、宮地ぃ!俺、ハサミ貸すぜ?」ニヤッ



派手な風貌の男の子たちは彼らの威圧に恐れをなしたのか私から手を離した。

すると、すぐに、宮地と呼ばれた男の子が私の腕をつかみ、自分の方へと引き寄せた。



彼の胸に抱かれると、ふわりと良い香りが鼻を掠めた。
同時にドキリと胸が跳ねた。



男C「チッ……くそっ!……行くぞっ!」



男たちは去っていったが、私は未だに宮地と呼ばれた彼の腕の中にいる。


不思議に思い、見上げると彼と目が合った。



うわぁ…!カッコいい人…だな…
何かキラキラしてる…



私が見ていたらみるみると彼の顔が赤くなっていき、バッと体を離された。


離れてみると二人はとても背が高く体つきもよかった。
宮地の連れは少し厳つい雰囲気のある男の子で多分二人とも私より年上……



宮地「わっわりぃ…///!(なっ何だこの女…スゲー可愛い……っつか、何だ、コレ?!俺の心臓壊れてんのか?!)」ドキドキドキドキ



木村「うおっ!スゲー美人だなっ!おー、宮地が赤くなんなんて珍しいなぁ~まぁ、わかるけどな!あ、俺、木村って言います♪」



「宮地さん、木村さん、助けてくださってありがとうございます!……正直、すごく怖かったので助かりました。」



私はニコリと笑い、頭を下げた。
その様子を二人はまじまじと見つめていた。



宮地/木村(笑顔可愛過ぎだろ///!!)



木村「いや、男だったら困ってる女の子助けんのは当たり前っしょ!それに、君みたいな美人なら尚更だよな~!なっ!宮地っ」



木村は宮地の肩に片腕を乗せるが、宮地はそれを振り落とすとエレナから顔を背けた。



宮地「うっせーよ!木村ぁっ轢くぞ。…お前も…気を付けろよ。」



木村「何だ?宮地~照れてんのかw?ってか荷物多くない?大丈夫??」




木村が指差す先は私の抱える沢山の洋服屋の紙袋__


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