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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第7章 さよなら。


火神と別れた後、
私の顔はきっと最高に緩んでいた。

火神はWCに優勝したら
私に何を言ってくれるのだろう?

私はそれを聞けるかな…?

でも、
神様はやっぱりやっぱり意地悪で、
その次の日から

私は大きく体調を崩した。

ほとんど寝たきりで
目を覚ましては、意識を失うという状態の
繰り返しだった。

目を覚ますたびに
お母さんに火神の試合結果を尋ねる。

誠凛が勝った事を聞くと、
私は安堵して、

また意識を失う。

もう長くないかもしれない。
そう先生とお母さんが話しているのを
薄れ行く意識の中で聞いた。

火神、
ごめんね。

命令守れないかもしれない。

火神怒るのかな?

夢を見た。
火神が手を握ってくれている夢。

暖かくて心地が良かった。

火神ー。
会いたいよぉー。

もう一度だけ…
会いたい。

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