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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第8章 水玉DAYS


ガツガツとご飯を食べる子猫。

ご飯を食べると、
甘えるように俺の膝に乗って眠り始めた。

「…はぁ。」

呆れたように溜息をつく。

が、何故だか心が温かかった。
もしかしたら鈴音が心配して
こいつを俺の所へ連れて来たのかもな。


「おい…えーっと…。」

名前がなくて呼べないことに気がつく。
俺は名前を考える事にした。

「名前は…そうだなぁ。水玉模様だし…。」

「ドット!」

俺がそういうと、
猫はちょっと不満そうな顔をした気がした。


でも、個人的に気に入ったので
ドットにする事にした。

あいつが居たら、
きっとセンスないって笑うんだろうな。


なぁ。
鈴音。

俺はお前と出会えて幸せだった。

あの時、お前が隣の席だったのは
きっと運命だったんだと思う。

胸に残るお前との思い出は全部宝物で
今でも俺を幸せにしてくれる。


出会ってくれてありがとう。



きっと俺はお前を忘れる事はできねぇ。
でも、それが俺の幸せだ。


文句は言わせねぇ。


今でもずっとずっと
お前が好きだ。



ありがとう。鈴音。



「ドット。」
俺はドットの頭を撫でる。

「ニャー。」
ドットは気持ち良さそうに目を細める。


=Fin=
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