• テキストサイズ

水玉DAYS☆黒子のバスケ

第7章 さよなら。


WCという大きな大会が始まった。
TVでも放送されるぐらい大きな大会だった。

私はTV越しに火神を見ていた。

一目だけ会いたくなって、
私はわがままを言って、

一日だけ外出許可をもらって、
お母さんとミナトと3人で

火神の試合を見に行った。

たくさんの人が見ているなかで
火神はバスケをしていた。

堂々としていて、
凛々しくて、かっこよくて…

火神はやっぱり輝いていた。

動いてる火神を見れただけで
私は幸せだった。

試合が終わり、
私たちが帰ろうとしたときだった。

ミナトが私の袖を引っ張った。

「ん~?なに?」

私はゆっくりと振り返ると
そこには火神と黒子くんが居た。

「…あ。」
思わず固まる。

「…鈴音。先行ってるね。」
お母さんとミナトはそう言って先に歩いて行った。

気まずさから
何も言えずに私も火神も固まっていた。

そこで黒子くんが口を開いた。

「ほら、火神くん。何か伝えたい事があるんでしょ?」

黒子くんに促されるも
火神は気まずそうに目をそらした。


/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp