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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第6章 雲にかくれた月。


さきほどのキスとは違い、
深く深くキスをする。

甘い吐息が漏れて、
まるで力がぬけるようだった。

私はそのまま床に倒れこむ形になる。

「…はぁ…わりぃ…止まんねぇ…」

火神は何度も何度も私にキスをする。
私も必死でそれに応える。

火神は私を抱きしめると、
耳元で囁いた。

「ベット行こう。」

私が静かに頷くと、
火神は私を抱き上げて

お姫様抱っこで寝室へと運んでいく。
胸がドキドキと割れそうだった。

どうかどうか。
今だけはおかしくならないで。

私はそう心臓に言い聞かせた。

ベットに移動すると、
火神は優しく私をベットに寝かせた。

柔らかくて、
火神の匂いがした。

火神は優しく私の頭を撫で、
心配そうに私を見つめる。

「本当に…いいのか?」

「…うん。」

「俺…初めてだから…その…優しくとか出来ねぇかもしんねぇけど…」

「大丈夫。」

「…ぉぅ。」


火神はそう返事をすると、
再び私にキスをする。

火神の右手が私の着ているジャージを
不器用に脱がせていく。




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