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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第6章 雲にかくれた月。


お風呂場はすごくきれいだった。

火神ってまめに掃除してそうだもんなぁとか
勝手に考えてしまう。

火神ってこんなシャンプー使ってるんだ。

人の家のお風呂は
なんだか楽しかった。

お風呂を上がって体を拭くと、
火神に借りたジャージを着る。

下着は洗濯機に入れてしまったから
そのまま着る。

…なんか恥ずかしいな。

ジャージのズボンがウエストが大きすぎて
止まらない。

…ど、どうしよう。

紐を精一杯締めても、
止まらない。

あ、でも上が結構長いから
ワンピースみたいになってるし…。

大丈夫かな。

いやいや、でもノーパンは
さすがにまずいでしょ。

私は考えた。

が、どうしようもなかった。
火神に助けを求める。

「ねー。火神ぃ…」

「こ、今度は何だよ?」

「ズボンが大きくてずり落ちる…。」

「…はぁ。わかった。探してくる。」

大きな溜息が聞こえると、
火神がどこかへ歩いていく音がする。

しばらくすると、
足音が戻ってくる。

「ほら、ここ置いとくぞ。」

「ありがとう。」

私はドアを開けると、
少し小さめのズボンが置いてあった。

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