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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第5章 夕立の悪戯。


お菓子をお皿に出し終わると、
ジュースを注ぎ、

誕生日会を始める。

「火神ぃー!誕生日おめでとぉぉー!」

私は一人ハイテンションで騒ぐ。

「おーう。さんきゅー。これ食っていいか?」
火神の目はすでにお菓子に釘づけだった。

「わぁー!待ってよぉー!ケーキふぅーってしようよー!」
私は慌ててケーキのロウソクに火をつける。

「おう。ふぅー。」

火をつけると、
火神はすぐに消した。

「えぇ!?誕生日の歌とか歌わないの!?」
私は驚いてしまった。

「…わりぃ。俺あんまりこういうのした事ねぇんだ。」
火神は困ったようにそう言った。

「そ、そっか!…まぁいいや!食べよっ!火神誕生日おめでとー!」

私はケーキを切り分け始める。
火神はさっそくお菓子をモリモリと食べ始めた。

「あ!そうだ!火神!これ誕生日プレゼント!」

私は火神にラッピングされた紙袋を渡す。

「さんきゅー!…開けていいか?」
火神は嬉しそうに笑う。
私は頷く。

火神は丁寧にラッピングを剥がすと、
箱を開ける。

「…クッキー?これ手作りか?」

私は頷く。

「まじか!めっちゃ嬉しい!ありがとうな!」

火神はそう言うと
さっそくクッキーを食べ始める。





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