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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第2章 キャラメル。


すると、火神が私の前にやってきた。

「おい!」

「んー?」

火神の顔は何故か少し赤かった。

「その…それ…俺のために作って来たのか?///」

「うん。…ごめんね!なんかついつい一人で舞い上がっちゃってさぁー!お弁当作ったら火神喜ぶかなぁーなんて思っちゃって!彼女気取りかってね!ごめん!」

私はヘラヘラと作り笑顔を作って誤魔化した。

「嬉しいよ。」
火神は目を逸らしたままボソっとそう言った。

「へ?」
私は思わず聞き返した。

「嬉しいっつってんだろ!さっさとそれ食わせろ!」
火神は顔を真っ赤にしたままそういった。

「…あ。…はい。」
私はポカーンとしたまま火神に紙袋を渡した。

火神は受け取ると、
紙袋からお弁当を取り出し、蓋をあけた。

「ん…これ本当にお前が作ったのか?」

「うん。」

「へぇー。お前って料理出来るんだな。いただきまーす。」

火神はニコっと笑うと、
お弁当を食べ始めた。

私はドキドキとしながらその様子を
見ていた。

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