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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第2章 キャラメル。


「な、なんで!?」
私はまた動揺からフライパンを落としそうになる。

「うぉ!?ちょ、危ない危ない!」
ミナトは私からフライパンを受け取ると、
ケラケラと笑い出した。

「だって、今だって顔真っ赤になってるし、いつも火神くんの話しばっかりしてるじゃん!好きなんでしょ?」

ミナトにそう言われて
私はよく考えてみる。

…火神はすごくいい人。
面白いし…
顔も確かにちょっとかっこいいけど…

好きなのかな?

「うーん…わかんないよー。」
私がそういうと、
ミナトは私の頭をワシワシと撫でた。

「とりあえず、明日、お弁当持ってったら、きっと火神くん喜ぶよ。だから、今日は頑張ろう。」

火神が喜ぶ…。
それなら…作ってもいいかな?

「うん。」

私は頷くと、
ミナトに料理の作り方を教えてもらう。

そして、人生初の手作りお弁当を完成させた。

私はそれを持って家に帰ると、
さっそくお母さんに自慢をした。

お母さんもすごく褒めてくれた。

自分で作ったお弁当はすごく美味しかった。

お母さんに火神のことを相談してみた。
お母さんもミナトみたいに

「鈴音が恋した!」

って騒ぎだして、
相談にならなかった。

…これって恋なのかな?

私はなんだかよくわからないでいた。

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