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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第2章 キャラメル。


その日の放課後。
また私はバスケ部の練習を見学させてもらった。

リコさんはいつでも見学においでと言ってくれた。

リコさんいわく、
女の子が見学に来るだけで、
皆のやる気が2倍になるとか…。

今度ミナトも誘おう。
私はそう心に決めて、
じっと練習を見つめた。

今日は雨のため、
外に走りにいけず、
その空いた時間に1年VS2年のミニゲームをするそうだ。

私は火神にガンバレーと声を掛けた。
火神はすごく頑張っていた。

でも、一人で頑張っていた。
もっと、周りの人に頼ればいいのに…。

火神が2年生に止められると、
あっという間に1年の勢いは弱まった。

が、

突然戦況は変わった。

ボールが突然曲がって、
パスがスイスイと通っていく。

「あ!」

黒子くんだった。

黒子くんは影が薄いから
ゲームに参加していることすら気付かなかった。

すごい。

黒子くんのおかげで得点が決まっていく。
火神もすごく嬉しそうだった。

それから部活が終わると、
私と火神は今日こそチーズバーガーを食べに行く事にした。

火神はハンバーガー屋さんに行くまでの間
ずっとずっと嬉しそうに黒子くんの事を話していた。

火神が嬉しそうで私も嬉しかった。



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