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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第8章 水玉DAYS


あの日、あいつは静かに眠ると、
そのまま二度と目を覚まさなかった。


でも、その寝顔は幸せそうで
なんだか、悲しい以上に
安心したのを覚えてる。


俺は墓石の前に
キャラメルと花を供えると、
線香をあげて、両手を合わせる。


ふっと懐かしい思い出が蘇る。


初めてあいつに出会った時、
あいつはキラキラ目を輝かせながら
俺に質問を投げかけてきた。

あんなキラキラした目の奴を見たのは久々で、
ガキみてぇにコロコロと変わる表情に
心が和んだのをよく覚えている。

握手をした瞬間、
嬉しそうに笑ったあいつの顔が
今でも忘れられない。


きっとあの時から俺は
あいつの事が好きだったんだと思う。





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