第11章 ◎ 過去
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いっつも意地悪ばっかの大ちゃんが
私の話をするなんて、、、、
悪い話か何かかな、、、
『 そんな顔すんなよ (笑) 悪い話は聞いてねぇからさ。9割は心配してるよ、日本に1人だからって。 』
心配されてるなんて思って無かった。
『 修造がメールしてたら “ 何て返って来たんだよ? ” って聞いてさ (笑) そんなに気になるなら自分でメールしろよ!って何度も言ったわ〜 (笑) 』
「 意外、、 心配されてるなんて思わなかったな〜。修ちゃんや祥吾とはメールのやり取りも多かったけど、大ちゃんは1回電話しただけで後は何も無かったし (笑) 」
『 大輝は普段から誰とも連絡取らねぇからな〜 』
大ちゃんは縛られるのを嫌うから、いつも自由気ままに生きている。
まぁ 私もそうなんだけどね (笑)
大ちゃんとは似てると思う。
少しだけね、(笑)
『 本当はさ、大輝が1番嬉しいんだよ。 サエがこっちに来て一緒に住んでる事がさ (笑) 』
「 そんな感じが全く伝わってこないのが残念 (笑) 」
『 大輝らしいけどな (笑) 』
「 まぁね (笑) 理玖は大ちゃんをよく理解してるね 」
『 大輝がこっち来た時から毎日一緒に居るからな (笑) 今じゃ大体 何考えてるかは解る (笑) 』
「 そっか♪ ありがとう! 」
大ちゃんは不器用だから、嫌われると思う。
特に同性からは。
でも、こうして理解してくれる理玖や海斗が
居てくれた事が凄く嬉しかった。
『 修造は まだまだ理解出来ないけどな (笑) あいつは強いよ、バスケも精神的にもな。 優しいしな〜モテるぞ (笑) 』
「 修ちゃんがモテるのは知ってる (笑) 」
『 だよな〜 お前の兄弟はモテ過ぎだわ ! 』
「 だってイケメンだからね (笑) 」
性格別として、、、
顔は良いんです。
イケメンなんですよ。
私の兄弟達は。