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徐霊師と共に~黒子のバスケ~

第2章 メリーさん



次の日の朝、私は昨日の公園にさつきとテツヤを呼び出した。

水陵「おはよう!」
黒子「どうしたんですか?こんな朝早くに?」
水陵「あれ?今日って部活ある?」
桃井「いや、無いですよ…今日日曜ですし…」
水陵「ふーん…なら大丈夫だね!!」

二人ともよくわかってないみたい…そりゃそうか…

水陵「今から作戦会議を開く!!」
黒桃「…え?」
水陵「昨日考えたんだけどね~この作戦!!いい?二人とも1回しか言わないからよく聞いてね?」

二人は、静かに頷く

水陵「まだまだ先かもしれないけど、"メリーさん"から【私メリー!今、貴女の後ろにいるの】っていう電話が来たら真っ直ぐ前に走って!!その時に私が地面に描いた結界の上を通過してね?そうすると、"メリーさん"は、結界の中に閉じ込められるから!!」
黒子「そんな簡単にできるんですか?」
水陵「もっちろん!!所詮"メリーさん"って低級霊だもんね~チョロいもんよ!!」

~♪~♪~♪

「「「!!!!!」」」
桃井「…もしもし…」
『私メリー!今、貴女の家の前に居るわ!!』
黒子「もうそんなに…!?」
水陵「くっ…意外と早かったわね…もしかしたら今日中に襲いに来るかもね…」

そう言い私は、足元に落ちていた直径1㎝程で長さ60㎝程の木の棒に家から持ってきた清水で洗い流し、少し離れたところに結界を描いた。

水陵「いい?さつき、今日は、一日中ここにいてね…メリーさんが来たら振り返らずに、この結界の上を通りすぎること…フルスピードでね」
桃井「…うん…分かった!!頑張る!!」


そして、その時は、いきなり来た。




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