第4章 一ノ瀬トキヤ編

「で、わかりましたか？」

『あ、えっと、なんでしたっけ汗』

「はあ、今度はちゃんと聞いて下さいね？ここは...」


私は今、後輩でもあり彼女でもある凪沙さんに勉強を教えています。


「ですから、ここにこれを計算すれば」

『あ、出来た！！』

「そうです、正解ですよ」

『やったあ！！...あ、騒いでごめんなさい...」

「いいんですよ、あなたは飲み込みが早くて教えてる私にとってとても嬉しいです」

『へへっ♪』

「！！///」


私は毎日あなたにドキドキしてばかりです///

その笑顔をもっと見たい、そう思う私は可笑しいですかね

でも、彼女が笑うと私まで嬉しくなります


『あの～、先輩？』

「あ、すみません。私何かしてましたか？」

『なにか考えながら微笑んでいたので...』


私としたことが///

顔に出てしまいました...


『先輩が微笑んだり笑ったりしてる所、私好きですよ♥』

「なっ///」

『だから、もっと笑って下さい♪』

「凪沙さん...」


そう彼女の名前を言い、キスをした

彼女は顔が真っ赤で、戸惑っている


『え、あの、先輩！？』

「すみません。私の理性が...」

『先輩...」


彼女は顔を真っ赤に染めて、私にキスをしてきました


「な、凪沙さん！？」

『もう私たち付き合ってるんですから、私のこと呼び捨てにして下さい』

「...凪沙///」

『はいっ///えへっ///』


彼女、いや凪沙は幸せそうな顔をしている

もちろん私も幸せだ

毎日あなたへの想いが強くなってく

これからも、あなたの、凪沙の傍にいさせて下さい


Fin.