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【うたプリ】I Love You 【オールキャラ】

第5章 神宮寺レン編


『ねえレン!!次の休みの日花畑行きたい!!』

「そうだね、レディ。レディの為なら何だってやるよ♪」


レディは俺の彼女の凪沙

他のレディより何倍も輝いているレディだ


『...レン』

「なんだい?」

『その、レディって呼び方やめて欲しいんだけど...』

「なんでだい?いきなり」

『レン、他の女のひとにも私と同じくレディって言ってるじゃん。だから、他の人と同じの嫌なの...』

「レディ...」

『それに、彼女の私にレディって言ってるんだから、他の人たちも彼女ってことでしょ』

「レディ、いや凪沙。すまなかった。これからは凪沙と呼ぶよ」

『うん!!ありがとう♪』


凪沙はずっとレディと言われるのが嫌だったのか?

凪沙は嫉妬していたのか?


『レン、お昼一緒に食べ...』

「レンーーーーーー!!///」

「きゃあ!!レン様ーー!!」

「レン一緒にお昼食べよう?」

「ずるいわ!!私も食べるう!!」

「待ってくれレディ達、俺は凪沙と...」

「早くいきましょう、レン!!」

「あ、ちょっ」


そのまま俺はレディ達に連れていかれてしまった

本当は凪沙と一緒のはずだった

それに、さっき凪沙は俺と一緒にお昼を食べたそうにしていた


『えっ...ひっく...うう...泣』


これは凪沙の声...

泣いている

何故だろう

彼氏である俺がそれを見逃す訳にはいかない


「凪沙、どうしたんだい?こんなとこで」

『レンは...沢山の女のひとに囲まれて幸せそうだね』


泣きながらも、彼女はそう言った

俺はなんだか切なくなった

今までにない気持ち


「確かに幸せだよ。レディ達に囲まれて。でも」

『お願い、それ以上言わないで」

「え?」

『1人にさせて、ついてこないで!!』


彼女はそう言って俺の前から走りさってしまった。

彼女はなにを言いたかったのだろう

今思えば、詳しく彼女の気持ちを考えたことがない

彼女が行きたいと言ったところには行く、彼女が欲しいと言った物は手に入れる

そう、俺は彼女が自分の口から言ったものしか望みをかなえただけだった

そうか俺は...

今わかった
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