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【うたプリ】I Love You 【オールキャラ】

第2章 来栖翔編


「凪沙、あと何買うんだ?」

『あとね、フリフリのワンピース欲しいの!!』

「また服かよ!!好きだなあw」

「うん!!えへっw』


俺と彼女は只今デート中

頑張って俺から誘ったんだ!!

そんな楽しい時間を過ごしていたんだが...


「おお!!君めっちゃ可愛いねぇ。そのチビなんかほっといて遊ぼうぜ」

「誰だよお前ら!!」

「チビのくせに威勢だけはあんだなww」

「んだと!!」

『やめてえ!!」


そうだ、今は彼女がいる

流石に彼女の前で喧嘩は出来ない


「来ねえならこっちから行くぞ!」

「っ!!」


鈍い音がしたのが自分でんもわかる

顔を殴られて唇から血が出ている

でも、今は...!!


「はっ、それだけかよ。こんなの痛くもねーよ!!」

「ああ!?調子乗ってんなよ!!」

「いっ...!!」


駄目だ、今は耐えるんだ俺!!

凪沙が見てるんだ、喧嘩なんか出来ねえ!!


「ほら、もっと来いよ...全力で来いよ!!」

「なんだこいつ!!ひ、引きあげるぞ!!」


はあ、行きやがった

唇と頬がヒリヒリする。


『翔君...痛いよね、ごめん...ね...』


そう言った彼女は俺の頬に手を当てながら泣いている

良かった、守れて...


「そんな泣くなよ。別に俺はこんなんで負けねえよ。」

『うん...うん...』

「俺はお前を守る為ならなんでもする。それが男だろ?」

『うっ...うん...』


泣きすぎて喋れないみたいだ

彼女泣かすなんて、俺情けねーな...


『私の為に...ごめん...なさい...』

「お前がなんで謝るんだよ!!お前は何も悪くない!!』

『でも、その怪我...』

「大丈夫だって!!せっかく可愛い顔が台無しになるから泣くな!!」

「うん、ありがとう♪」


涙でまつげが濡れて、沢山の雫が頬を蔦っている顔で、彼女は優しい
笑顔を俺に見せた

俺はどんな時も支えられてきた

だから今度は俺がこいつを支え、この笑顔を守る

そう、心と凪沙に誓った


Fin.




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