ありきたりな設定とイケメンのちょっと普通じゃない話
第8章 そよ風
顔が熱くなるのを感じながらも必死に抵抗するがローの力に勝てるはずもなく、額から右頰、左頬、唇とキスをされるのだった。
「…セクハラだ…これ……もう…いや…セクハラ以上だ…」
「なんだ?もっと、だと?」
「なんでそんなポジティブに聞こえるんだよ‼︎」
「そんなにキスしてほしいか…構わねぇ。ほら、顔こっちむけろ」
「Σ一言も言ってねぇ‼︎」
「いいから静かにしてろ……」
「うるさんっむっんんんん〜‼︎」
その後数日間この状況が続くのであった。