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フルーツポンチ【Mr.FULLSWING!!】

第4章 1つで5桁のメロン 後


隣に寝転がった牛尾は、飛び出さん程に目を見開いていた。

綺麗で柔らかい唇が少しずつゆっくりと開く。



「え?伝わってなかったの?」








「・・・は?」
裏返った声が出た。
「え?あの・・・え?」
頭はぐるぐる回っても、良い方向では回らなかった。


「嘘でしょ?」

伝わってなかった、って、それってつまり・・・。




「あたしの事・・・好き、なの?」





牛尾はまるであたしがおかしい事を言ったかのように、声を上げて笑いに笑った。

「もうとっくに伝わってるものだと思ってたよ。」
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