第4章 お兄様⁉︎
ミリアはサボをしばらく見つめていた……
彼をなんて呼ぼうか考えいたのだが……
すると、さすがに視線を感じたのか、サボと目があった……
ミリアはすぐに目をそらした。
頬を少し、赤く染めて……
ミリア
(見ていた事がバレましたわ‼︎目があいましたわ‼︎)
サボ
(目があっただけで、赤くなんのか……
じゃないじゃない‼︎今は手当てに集中しないと…)
サボがそんなことを考えていた事も知らずに、ミリアはサボの事をなんて呼ぼうか悩んでいた。
ミリア
「決めましたわ‼︎
これからは、"お兄様"とお呼びします」
サボ
「お兄様⁉︎」
サボ
(……マジで…)