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【ONE PIECE】私の生きる意味

第3章 俺より年下⁉︎


ドラゴン
「…ということだ。
サボ、君にはミリアお嬢様と共に行動することを今後の任務とする。
まず、ミリアお嬢様の腕の手当てをした方がいい……その後、船に戻るように……

サボなら、ミリアお嬢様を守れるはずだ……

では、私は先に船に戻ってる」

そう言うと、ドラゴンは海岸へ向かって歩き出した。

サボ
「はい‼︎任務を遂行します‼︎」

ミリア
「あの‼︎ドラゴン様‼︎‼︎」

ドラゴンが振り向いた

ミリア
「心より感謝いたします」

私は深く頭を下げた。
私の命を救ってくれたのはドラゴン様のおかげ。
この国では私は生きて行けない……
でも、生きる場所を与えてくれた……
ただ、感謝の気持ちを伝えた……


ドラゴン
「顔を上げて下さい、ミリアお嬢様。そこまで、感謝されるようなことはしていない…
あと、お願いなんだが、その"ドラゴン様"という呼び方を止めてもらえないか?」

ミリア
「っ‼︎これは失礼しました。では、今後は"ドラゴンさん"とお呼びしてもよろしいですか?」

ドラゴン
「あぁ、もちろんだ」


ミリア
「あの‼︎その…私のことをミリアお嬢様と呼ばず、ミリアとお呼び下さいませ」

ドラゴン
「あぁ、ミリアさん」

そう言って、踵を返し、姿が見えなくなった……



サボはふたりのやりとりを見ている事しかできなかった……

サボ
(いや、だってこの会話にくちをはさむなんて……できねェし……)
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