• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第10章 どうしても気になる女



……ホッとした……?


なんでこいつが団長の女じゃないと
思ったからってホッとするんだよ……

自分の感情にツッコミを入れつつ、
団長に視線を向け

「……そろそろ俺は失礼します。」

と、敬礼をして見せた。


「そうか。気を付けて帰りなさい。」

「ジャン、ありがとね。」


団長と女に後姿を見送られながら、
足早に基地を後にする。







……今日は予想だにしないことが
起きてばかりの一日だった……

明日も休暇だが、さすがに明日は
ナンパに行く気は起きない。

性欲はしばらく湧きそうにないし、
当分女は欲しくならないだろう。

そう思うようになったのは
完全にあの女のせいだが、
たまには兵舎で仲間とゆっくり過ごすのも
いいかも知れない。


そんなことを考えると、
少し身体が軽くなった気がした。




/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp