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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第91章 正直に、正直に、



「だって、普段は仕事の出来る
真面目で優秀な副官なのに、
プライベートでは彼女を相当よがらせる
テクニシャンな男に変身するんだよ?
そんなギャップ、
女の子からしたらたまんないでしょ!」


「……いや、それは凛にも言えるけどね。」



凛も仕事をしている時は、
こんなにいやらしく喘ぐ姿なんて
絶対想像できない。

団員たちからしてみれば、
優秀な団長秘書という認識しかない筈だ。


凛が俺に抱き着いていた噂すら、
目撃情報があるにも関わらず、
最初は誰にも信用されていなかったようだし、
この認識は自分だけのものじゃないだろう。




「私のギャップは
モブリットに比べれば大したことないよ。」


「その言葉、そっくりそのまま凛に返すよ。」



納得いかない表情の凛を毛布にくるむ。

凛は今自分が全裸だったことを
思い出したようで、
咄嗟に毛布の中で丸くなった。

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