• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第86章 安定剤の効能は?



「エルヴィン、
明日リヴァイに怒られそうだね。」


「まぁ、最近結構な頻度で怒られていたからな。
もう慣れたもんだよ。」


相変わらずこの二人の立場はどこかおかしい。

ただ、そんな二人の関係性が、
未だに羨ましいと思っていた。




「でも今日は本当に乗り切れそうだからなぁ。
明日からは普通に仕事していい?」


「……せっかく連休を取れたようなものなのに、君は本当に仕事熱心だな。」


「ここに一人で居るより、
誰かと会話しながら仕事する方が
断然楽しいし捗るからね。」


「だが、まだ夕方だからな。
これから君の身体がどうなるか分からないぞ?」


冗談めかした口調で言われたと同時に、
エルヴィンの指先が太腿を軽く撫でる。


その瞬間、身体に電気が奔ったような
突然の快感を覚え、
咄嗟に椅子から立ち上がった。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp