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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第77章 ●償い



「ふっ…、んぅ」


「……ここが弱いのか。」


「ん……、なんか、
もう知られてるのかと思った。」


「どうだろうな。
逆の可能性もあるだろう。」


「……逆?」



「そっちのミケが、
この記憶を覚えていたから、
お前の気持ち良い場所を
すぐ探り当てることが出来た。
ということだ。」



ミケの言葉を頭の中で復唱した途端、
また何かを思い出すような
心のざわめきを感じ、思わず目を瞑った。



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