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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第9章 お礼の方法



「処女を奪うのはさすがに可哀想だと思うから、
口で満足させてくれたらそれでいいよ。」

「……ねぇ、
どっちも可哀想だとは思わないの?」

「思わねぇな。
だって俺に助けられてなかったら、
今頃処女なんかとっくに奪われて、
穴という穴に男の肉棒
突っ込まれてたかも知れねぇんだぞ?」



……確かに彼の言う通りでもある。

彼に助けられなければ、
きっと私は散々な目に合って
もう外になんて出られなくなっていただろう。



「それに比べたら、俺のもの咥えるくらい
楽なもんだと思わない?」

彼のニヤつく顔を見ながら、
心ともなくため息が漏れる。


……仕方ない。

そこは自分が妥協するしかないか……

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