• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第69章 明かされていくエニグマ



「結局あの事件が未解決のままのせいで、
このホテルも随分損失を出したようじゃのう。
……まぁ、手掛かりがなかった訳でもないが、」
「「手掛かりがあったんですか?!」」


思わずモブリットと声が被る。


それが面白かったようで、
ピクシスは肩を震わせて笑い出した。



「なんだ。そんなに興味があるのか?」


「……興奮してしまって申し訳ありません。
ピクシス司令の仰る通り、
あの部屋について調べていまして……」


「そうか。珍しい奴もいるもんだな。」


ピクシスはモブリットの肩を叩くなり歩き出す。




「こんな所で立ち話もなんだろう。
少し茶でも飲むか。」


ワシは酒にするが、
と楽しそうに付け加える司令の後を
追って行くと、
小さな喫茶店に辿り着いた。



/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp