• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第6章 仕事内容と仕事仲間



「分隊長のミケ・ザカリアスだ。」


部屋に入って来たミケは、それだけ言うと
凛の顔をじっと見つめる。



「ミケ。
今回はもうしばらく我慢しろ。」

エルヴィンにそう声を掛けられたミケは
凛の目の前まで来たところで立ち止まった。



「我慢って何の話……?」

リヴァイに小声で問いかける。


既に至近距離にミケがいるのに、
小声で話す必要性があるかと聞かれれば
ないとしか答えられないけれど、
自然と小声になってしまうのは
御食とあまりにもそっくりな、
ミケの風貌のせいだろう。



「ミケは初対面の奴の匂いを嗅ぐクセがある。
……今お前を嗅ぐのは控えた方がいいだろ?」

リヴァイは私に釣られたのか、
少し小声で教えてくれた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp