第34章 ●リヴァイの衝動
既に興奮状態に陥っているリヴァイは
凛を強く求めるかのように唇を咥え込み、
絡み合った舌を離さないままに
指先で首筋を緩く撫でる。
リヴァイの手が触れる度に反応し、
小さく揺れる凛の身体を
包み込むように抱擁する。
互いの体温がじわじわと伝わり合い、
心地いい温度が身体を巡る。
リヴァイは凛の首筋に甘く噛み付き、
痕を残したい衝動に駆られながら
胸元まで唇を滑らせた。
「……っ、リヴァイ。」
「……どうした。」
「調査前なのに、
乱暴にしたくならないの?」
誰から聞いたのか、
余計なことを気に掛けてくる凛の胸元に、
丁寧に舌を這わせる。
「んっ…、聞いてる?」
「うるせぇな……
俺がお前をどう抱こうと勝手だろうが。」
「いや、そうなんだけど、」
「お前、今日は饒舌過ぎるんじゃねぇのか?」
そう言いながら
唐突に胸の先端を甘く噛む。
小さく喘ぎながら立てられた爪が
肌に食い込むが、
それすら昂奮を覚えた。