第33章 リヴァイの感情
「多分、今のエルヴィンの感情は
私が今のままの生活を送っても
分からないんだと思う。
それこそ、エルヴィンがしきりに
仕事している姿を見せたがらない理由と
繋がるんじゃないかな。」
「そうだろうな。」
「……ねぇ。
これ、もし私が正解出したら
正解って言ってくれる?」
「言わねぇよ。と言うより、」
完全に正確な答えなんて俺だって分からない。
それに、今はそんな話、
したくも聞きたくもない。
「凛。いい加減無駄口を叩くのは止めろ。」
そう言ったと同時に太腿を撫で上げる。
小さく反応した凛の顔から、
視線は一切逸らさない。
「お前はここに何しに来たか覚えてんのか?」
触れている手をそのまま陰部で止めた。
「おい。お喋りするなら今だぞ。答えろ。」
空いている手で凛の頬を掴む。
僅かに紅潮している頬は、見た目通り熱い。
「……リヴァイに、抱かれに来ました。」
相変わらずこいつは
言葉で攻められるのに弱い。
かなり赤らんできた頬を掴んだまま、
見せつける様に唇を重ねた。