第34章 ●リヴァイの衝動
「っ……ごめん……何でだろうね。」
それはお前がエルヴィンのことで
不安に駆られているからだろう。
と、心の中で呟く。
こうして俺に抱かれていても、
エルヴィンのことが気になっているんだろう。
余計なことでも話してないと
落ち着かないせいだ。
あいつとどんな会話をし、
どんな離れ方をしたのか知らないが、
凛がこれだけエルヴィンに
心を砕いているのは
あいつに心を囚われている証拠だ。
だが、そんな簡単にそれを
認められる訳がない。
「仕方ねぇな……
物を言う暇もないくらい、喘がせてやるよ。」
そう耳元で囁くように言うと、
案の定凛の身体は小さくビクつく。
それと同時に、リヴァイはスカートの中に
手を入れ込むと、
すぐに陰部に指を入れ込んだ。