• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第29章 依存



「リヴァイ。
俺たちにミケを攻める権限なんてないだろう。
その攻撃的な態度は改めろ。」

エルヴィンはため息交じりにそう言うと、
リヴァイの肩に手を置いた。


その時、

「ハンジさん……?
それにエルヴィン団長、リヴァイ兵長まで。
どうしたんですか?何かありましたか?」

と、部屋のドアから顔を覗かせたのは
心底心配そうな表情を浮かべる
モブリットだった。


「やぁ、モブリット。
あなたに意外と男の甲斐性があることを知って、私は今少しホッとしているよ。」

「……何の話ですか?」

モブリットはハンジの顔を一瞥した後、
小声でミケに尋ねる。


「……さあ。
取り敢えず廊下で立ち話もなんだ。
これだけ人数が居たらさすがに狭いだろうが、
部屋に入るか?」

ミケは軽くモブリットの背中を押すと、
扉を大きく開いた。


/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp