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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第29章 依存



「……モブリットも男なんだから
当たり前じゃねぇか。
あいつが女と二人きりでいい雰囲気になっても
泰然自若としてると思ったら大間違いだぞ。」

「リヴァイ。
なかなか難しい言葉を使う様になったな。」

「それなら凛とモブリットを
いつも二人きりで勉強させてるのも
二人からしてみればダメなんじゃないの?
今みたいに3人でなかよく出来るくらいの仲なら
もうとっくに手出してるかもよ?」


エルヴィンがリヴァイに感心したのも束の間、
ハンジの一言でドアの前は一気に凍りついた。


「それは盲点だったな……」

「でもさ、今本当にあの三人は」

ハンジの声のトーンが
普段通りに戻りつつあったその時、
ゆっくりミケの部屋のドアが開いた。

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