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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第5章 モブリットの情動



「……ちゃんと寝ないと、
本当に身体壊しますよ?」

これは毎日分隊長に言っている言葉だが、
まさかそれを凛さんに向かって言うとは
思っていなかった。

でも、これはちゃんと注意しておかないと、
彼女は本当に体調を崩しそうだ。

分隊長のような心身ともに頑丈な、女性……?
ならまだしも、
凛さんはまだこの世界に来たばかりで
身体も慣れていないような状態だろう。


「大丈夫。うとうとする時もあるし、
今はちょっと寝てたから。」

「……それなのに俺が起こしてしまった
ってことですか?」

「いや、そうじゃなくて!
今日は休みだし、ちゃんと寝るから!」

不意に声を張って答えられ、
思わず目を丸くした。

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