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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第22章 どちらかを
『リヴァイも寝言を言うことがあるんだ。』
新たな発見をしたような気がして、
思わず頬が緩む。
それと同時にリヴァイの頬も微かに緩み、
その顔を見た瞬間、僅かに心臓が跳ねた。
『昨日の今日だからな……
さすがに意識せずにはいられない。』
凛は鼓動を落ち着かせようと
小さく息を吐いた後、
昨日リヴァイに言われた言葉を思い出す。
“早く俺だけのものになれ”
独占欲丸出しな発言にも関わらず、
リヴァイからのその言葉は
少なからず自分の心を揺るがした。
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