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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第22章 どちらかを
「ん……、」
小さく声を上げたリヴァイは
近付いてきた凛の腰に腕を回し、
すぐに抱き寄せる。
凛はリヴァイに引き寄せられるがまま、
リヴァイの胸に顔を埋めた。
暖かい体温で再び瞼が閉じそうになってきた時。
「……凛。」
か細い声で名前を呼ばれ、
『さすがに起きたか……』
と思い、ゆっくり顔を上げる。
だが、リヴァイの瞼は閉じたままで、
寝言だということに気付いた。
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