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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第21章 小出しになんてできない想い
「……そうか。
だがお前は、朝したから夜はしない、
というタイプでもなかった気がするんだが。」
エルヴィンが肩を竦めて見せると、
「あいつは最近の激務のせいで、
疲れてるみたいだからな。
今日くらい無茶はさせないつもりだ。」
リヴァイはそう言って部屋から遠ざかった。
「……優しい男になったもんだな。」
エルヴィンは曖昧な笑顔を浮かべて
呟くように言った後、自室へ入って行った。
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