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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第21章 小出しになんてできない想い



「何だ。てっきり怒られるか
殴られると思ったんだが。」

「俺のことを
どんだけ短気だと思ってんだ?」

「“いつもの”お前なら、そうしただろう?」

不機嫌に問いかけたつもりが
当たり前の様に問い返され、
リヴァイは一瞬口を噤む。



「お前も凛と過ごすようになってから
丸くなったんだな。」

エルヴィンは小さく笑うと、
自室のドアを開けた。


そして、エルヴィンが部屋に入る直前、

「エルヴィン。生憎今日は、
朝から凛の部屋でヤったから、
お前にあいつの喘ぎ声を
聞かせてやるつもりはねぇよ。」

と、リヴァイはわざとらしく
残念そうな声を出す。

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