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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第21章 小出しになんてできない想い
「ダメだな……
リヴァイは突然ドキッとするポイントを
ついてくるから」
「ダメじゃねぇだろ。」
凛の頬が少し紅潮して見えて、
言葉を遮りながら反射的に頬に触れる。
やはり若干熱く感じ、
この贈物が凛の心に少しでも
響いたんだと思うと、
感情がじわじわと高揚してきた。
「……凛。
その調子でどんどん俺に絆されろ。
早く俺だけのものになれ。」
耳元で完全に“重い”に
分類されるであろう言葉を囁くと
凛の頬はますます赤みが増してくる。
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