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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第20章 デートらしいデート




食事を終えて店から出ると、
エレンとジャンは他の訓練兵に
頼まれていた買い出しに向かい、
リヴァイと凛は
二人とは反対方向に歩き出す。


ジャンとエレンは訓練兵仲間との賭けに負けて
二人で買い出しに行かされているようで、
普段は仲が良い訳じゃないと
しきりに言っていたが、
二人の様子を見る限り、気心知れたいい関係を
築いているようにも見えた。




「なんか訓練兵の兵舎って楽しそうだね。
ジャンやエレンみたいな子が
いっぱいいるんでしょ?」

「………どうだろうな。」

曖昧に答えるリヴァイの顔を覗き込むと、
複雑な表情を浮かべていた。

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