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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第19章 守りたい理由




席に戻ってきたリヴァイとジャンは、
見た感じ特に何かがあった様子はなく、
凛は少しの安心感を覚える。


でも、何も話していない、
ということはないだろう……


ジャンに視線を送るが、
目が合いそうな兆しも見られないので、
隣に座ったリヴァイに視線を向けた。



「注文は済んだのか?」

「……あ、はい。
エレンがしてくれました。」

普通に話しかけてくるリヴァイを見て、
やっぱり大した話はしなかったってことだろう。

と、思うことにする。


私が気に掛け過ぎているのも不自然だ。

2人がその様子なら、私も自然に接しよう。


再び人懐っこいキャラに戻り、
リヴァイに話し掛け始めたエレンを見ながら
コップに注がれた水を一口、口に含んだ。



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