• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第19章 守りたい理由



「お前にも、
俺があいつを心配する理由は分かってんだろ?
家族でも恋人でもないが俺が、
あいつを守る理由なんて
“それ”意外に思いつくか?」


恋人でもないリヴァイ兵長が、
凛を守ろうとする理由……


確かに、その理由は
一つしか思い浮かびそうにない。


「……リヴァイ兵長は凛のことが」
「話は終わりだ。
お前の憶測を発表するまでもない。」

リヴァイはジャンの発言を遮ると、
店の入り口に向かって歩き出す。



ジャンはしばらく
リヴァイの背中を見送っていたが、

「リヴァイ兵長、」

もう余計なことは言わない、
そう思っていたにも関わらず
本能でリヴァイを呼び止めていた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp