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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第19章 守りたい理由



少し驚いたような表情を見せるリヴァイを見て、
ジャンは自分がなかなか単刀直入な質問を
してしまったことに気付き、

「いや、俺には関係のないことなんですが……」

と、口を濁す。


リヴァイはフッと息を漏らすと、

「そうだな……
お前が気になるのも無理はないだろう。」

そう言って軽く目を閉じた。



「俺は凛の家族でも恋人でもない。
敢えて言うなら、……ただの仕事仲間だ。」

「……仕事仲間ってだけで、
そんなに凛の心配をするんですか?」

「そんな筈がねぇだろ。」

発言に被せる勢いで即答され、
ジャンは思わず口籠る。

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