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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第19章 守りたい理由



「お前が凛を助けた、というのは本当か?」

「……はい。」

「その後、凛が心配になって
基地まで後をつけたというのは?」

「……本当です。」

ジャンはリヴァイの一問一問に怯えつつも、
なるべく声色が変わらない様に返答していく。



「そうか……」

リヴァイは何か納得したように、
少し目を伏せた後、

「お前は凛に気があるのか?」

と、再びジャンの目を見入った。


ジャンは不意に視線を逸らしそうになるが、

ここで兵長と目を逸らせば、
凛に気があると取られる……

そう思い、リヴァイの目を見つめたまま、

「………いえ、ないです。」

と、なるべくハッキリした口調で答えた。

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