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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第17章 偶然の再会



「……何でそう思うんだ?
俺がそんなに成績優秀者に見えたか?」

「そうだね。
プライベートで
“良くないこと”をしたくなるのは
訓練に相当ストレスが
溜まってるせいな気がしたから。」

冗談で問いかけたつもりが
真面目に返答され、思わず口籠る。


「訓練所で真面目にしてる分、
ここで発散してんのかなー
ということは、
真面目に訓練受けて上位10名に入って、
憲兵にでもなるつもりかなー……
って思っただけ。」

どこか面倒そうな口調で話す女は小さく笑うが、
その目はあまり笑っていない。



「……でも“あんなこと”してるのがバレたら、
憲兵どころか訓練課程を終えることすら
危ういよ。」

「……俺を脅す気か?」

「脅したら何してくれるの?」

すかさず問い返され、
女の冷静すぎる視線に少し身体が強張った。

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