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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第151章 変わらぬ想い




「そろそろ女子寮も消灯じゃないか?
あと5分くらいで無理だったら、もう諦めてもらってもいいかな?」


こんなに必死でモノを愛撫し続ける女相手に、何の反応もなく平然と話しかけてくる彼に、苛立ちすら感じ始める。



「……モブリットさん、こうされるの、あまり好きじゃないですか……?」

「どうだろう。
まぁ、見ての通りだと思う。」


……またそんなことを普通に言って来て……!


男の人から受けた初めての辛辣な反応に、腹立たしさを感じない筈がない。

それでも、ここで引き下がったら今までの苦労は水の泡だ。
攻め続けるしかない。


デリアは覚悟を決め、モブリットをベッドへ押し倒した。




「……それなら、これは…どうですか?」


恥じらう素振りを見せながら、自分のシャツのボタンを外し始める。


彼の視線は私の身体にある。

着やせするタイプだし、脱いだら魅惑的な身体であることは自負しているから、この身体を見て反応しない訳がない。
そんな自信は強くあった。

そして、その思惑通り、さっきまで全く反応を示さなかった彼のモノが、少しだけ小さく跳ねた。




「……触って、下さい、」


彼の手を取り、胸元に誘導する。

そしてゆっくり動かしていくと、私の意思ではない彼自身の手の動きを感じ、そのままその動きに身を任せた。



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